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合成麻薬MDMA使用後に知人女性が死亡した元俳優の押尾学被告(31)による保護責任者遺棄致死事件に絡み、押尾被告にMDMAを譲渡したとして、麻薬取締法違反罪に問われた友人のネット販売業、泉田勇介被告(31)の初公判が19日、東京地裁(田村政喜裁判官)で開かれた。泉田被告は起訴内容を認めた。検察側は、押尾被告から死亡した女性へのMDMA譲渡をほのめかすメールについて、警察への言い訳の方法を押尾被告から相談されたとする泉田被告の供述調書を明らかにした。 検察側が読み上げた泉田被告の供述調書によると、事件直前に押尾被告が女性に送った「来たらすぐいる?」というメールについて、事件直後に押尾被告が「(警察に薬物譲渡を)突っ込まれたらどういえばいいか」などと泉田被告を呼び出して相談したという。最終的には、押尾被告自身が肉体関係をほのめかすメールとして警察に説明することを決めたという。 押尾被告は自身の公判で「肉体関係を持ちたいかとの趣旨」とメールを説明。「MDMAは女性から渡された」としている。 検察側は冒頭陳述で、押尾被告が「アミノ酸」という隠語を使って、泉田被告とMDMAについて連絡を取っていたと指摘。事件直後に泉田被告から「119番通報しないのか」と問われ、押尾被告が「俺も(MDMAを)だいぶ入れているから」などと返答したとする供述調書も明らかにした。泉田被告は押尾被告に、体内から薬物の痕跡を取り除く薬を探すよう依頼されたという。 検察側は泉田被告に懲役1年6月を求刑して結審。判決は3月12日。 起訴状によると、泉田被告は昨年7月31日、東京都港区の六本木ヒルズの一室で、押尾被告にMDMA約10錠を譲渡したとされる。 事件をめぐっては、押尾被告が昨年8月、MDMAを飲食店従業員、田中香織さん=当時(30)=に渡したうえ、一緒に飲んで容体が急変した田中さんを放置、死亡させたとして、保護責任者遺棄致死と麻薬取締法違反の罪で起訴されている。 【関連記事】 ・ 押尾被告、有名芸能人で初の裁判員裁判に ・ 押尾容疑者、異変直後通報なら救命可能性は8割以上 警視庁推定 ・ 押尾被告 弁護側の保釈請求準抗告を棄却 ・ 押尾被告、無罪主張へ 弁護人「必要な保護措置取った」 ・ 「押尾容疑者へMDMA譲渡した」友人の男が認める供述 ・ <訃報>岩渕とくさん89歳=岩渕徹・徳間書店社長の母(毎日新聞) ・ <訃報>山下一海さん77歳=俳文学者(毎日新聞) ・ 石川議員の離党を了承=民主(時事通信) ・ 東京・玉川署で男が拳銃奪い発砲、警官けが(読売新聞) ・ <iTunesストア>消費者庁が質問状 不審請求問題で(毎日新聞)
by lsniz4udrj
| 2010-02-20 21:01
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